オフィスイシマキなら豊富な経験と、中小企業診断士及びITコーディネータの知識により企業のDX/ITを推進させることができます。
中小企業のIT化は、近年その技術進歩により安価で簡単に行えるようになっています。30年ほど前はスクラッチ開発が主流であり莫大な費用が掛るため大企業中心でIT導入が行われいましたが、パッケージソフトを利用することで費用が抑えられるようになり中堅中小企業に広まっていきました。そして現在はクラウドアプリを利用することで安価にIT導入をすることができるようになり、ほとんどの企業がIT化を進めることが可能になっています。
外部環境の大きな変化に対応するためにIT化が進むことは良くあります。その流れに乗り遅れると競合に負けてしまうかもしれません。IT導入の費用が安価になりどんな企業でもIT化を進められる時代になっており、企業のIT化はますます必要になっています。
ITは直接的又は間接的に、様々な経営課題を解決するのに役に立ちます。現在のクラウドアプリは用途に合わせて何百種類とあるので、どのような経営課題に対してもマッチするものが見つかります。
中小企業の経営課題の一例
企業のIT化には大きく4つの段階があります。※IT化とデジタル化は同じことを指しています。
段階1 | 紙や口頭による業務が中心で、デジタル化が図られていない状態 |
段階2 | アナログな状態からデジタルツールを利用した業務環境に移行している状態 (例)電子メールの利用や会計業における電子処理など、業務でデジタルツールを利用している |
段階3 | デジタル化による業務効率化やデータ分析に取り組んでいる状態 (例)売上・顧客情報や在庫情報等をシステムで管理しながら、業務フローの見直しを行っている |
段階4 | デジタル化によるビジネスモデルの変革や競争力強化に取り組んでいる段階 (例)システム上で蓄積したデータを活用して販路拡大、新製品開発を実施している |
多くの中小企業は段階2か段階3の状態だと思います。
IT化は組織文化に馴染ませなければ上手くいきません。徐々にIT化を進める必要があります。一挙に段階4を目指して相応のITを導入しても、社員が付いてこれず成果が上げられずに終わる可能性が高いです。
企業のIT化は、クラウドアプリやソフトウェアを提供するITベンダーに頼めば解決してくれると考えている経営者がいらっしゃると思います。しかしながら、ITベンダーは主にIT導入中心の支援をするので、企業をIT化するための必要な役割が不足しています。
私は、企業をIT化に導き成功させるための必要な人的リソースは、大きく4つのグループがあると考えています。
1.経営者
役割は、IT化の指針や目標を具体化し、自ら推進を明言し、従業員、取引先等にITの活用の動機付けをすることです。
2.企業内のIT推進者
役割は、IT化を推進し、実現させることです。
IT化を進める上で特に重要な役割であり、その必要な知識・スキルは次の通りです
3.企業内のIT利用者
役割は、現場でITを活用して業務を効率化することです。
4.ITベンダー
役割は、企業にITを導入すること、また、IT運用時のサポートを行うことです。
これら4つの役割を行う人的リソースが揃って、初めて企業のIT化を進ませることができます。
しかしながら、小規模の会社ですと、1~3までを経営者自ら担当することになるかもしれません。また、中小企業に、IT推進者に必要な知識・スキルを全て兼ね備えた人員がいることは大変稀です。その場合は、外部の支援者を引き入れて補う必要があります。
経営者や企業内のIT推進者を支援するための知識・スキルを兼ね備えたプロフェッショナルが、ITコーディネータです。
中小企業診断士及びITコーディネータが持つ知見とノウハウを活かし、DX/IT化を推進したい企業に対して、経営診断、IT戦略の策定及びIT戦略の実施をサポートします。
弊社がサポートしている内容は下記の通りです。
必要とするサポートがございましたら、弊社のDX/IT経営推進サポートのご利用を考えて頂ければ幸いです。